ヘッダーをスキップ
Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-02
  目次へ
目次
索引へ
索引

前へ
前へ
次へ
次へ
 

CREATE USER

CREATE USER文は、TimesTenインスタンスのユーザーを作成します。

アクセス制御

TimesTenインスタンスでアクセス制御が有効な場合、この文を実行するにはインスタンス管理者権限が必要です。TimesTenインスタンスでアクセス制御を使用しない場合は、この処理を使用できません。アクセス制御が有効でない場合にこの文をコールすると、エラーが返されます。

SQL構文
CREATE USER User IDENTIFIED { BY 'Password' | EXTERNALLY }
パラメータ

CREATE USER文には、次のパラメータがあります。

User
インスタンスに追加されるユーザーの名前です。
IDENTIFIED
TimesTenインスタンスで一意にユーザーが識別される方法を指定します。
BY Password
内部ユーザーに対してTimesTenのパスワードを指定する必要があります。内部ユーザー名を使用してデータ・ストアを処理するには、ユーザーがこのパスワードを指定する必要があります。
EXTERNALLY
TimesTenインスタンスに対するオペレーティング・システムのユーザー名Userを識別します。データ・ストアを外部ユーザーとして操作するには、アクセス・プロセスによって、オペレーティング・システムまたはネットワークで認証されているユーザー名に一致するTimesTen外部ユーザー名が作成されている必要があります。ユーザーはログイン時にオペレーティング・システムによって認証されているため、TimesTenではパスワードは必要ありません。

説明
例13.54

パスワードがsecretの内部ユーザーTERRYを作成するには、次の文を使用します。

CREATE USER terry IDENTIFIED BY `secret'; 
例13.55

TimesTenインスタンスの外部ユーザーPATを作成するには、次の文を使用します。

CREATE USER pat IDENTIFIED EXTERNALLY; 
関連項目

ALTER USER
DROP USER
GRANT
REVOKE